レチノールやビタミンCを使わないと美肌になれない?合わないときのおすすめ成分は?

お肌のハリや弾力ケアをサポートするレチノール、ブライトケアや紫外線対策に有用なビタミンCは、近年、大人気のエイジングケア成分です。
しかし「攻めの美容成分」であるため、デリケートな年齢肌には刺激が強すぎるケースも。
本記事では、レチノールやビタミンCについて、また、両成分が合わなくてもきれいを叶えるおすすめの成分を紹介します。
レチノールやビタミンCで肌荒れするのはなぜ?
近年、シワ改善効果が認められた成分を筆頭に、エイジングケアに有用な成分が続々と登場。
中でも特に人気なのがレチノールとビタミンCです。
どちらも高い美肌効果が期待できますが、刺激が強いため「レチノールで肌荒れした」「ビタミンCはピリピリする」という声も。
ここでは、レチノールやビタミンCに期待できる効果と、お肌に合わない原因をチェックしておきましょう。
レチノールやビタミンCにはどんな効果が期待できる?
レチノールには、以下のような効果が期待できます。
①肌細胞の生まれ変わり「ターンオーバー」を促す
加齢や紫外線ダメージなどで滞りがちなターンオーバを促進します。
ターンオーバーがスムーズだと……
・ゴワつきがなくなり弾力がUP
・キメが整って、小じわや毛穴が目立たないなめらかなお肌に
・シミの原因メラニンを含む古い角質が垢となって剥がれ落ちるため、くすみのないクリアな印象に
②皮脂の分泌量を抑制
皮脂が原因になる黒ずみ毛穴、開き毛穴のケアに役立ちます。
③ヒアルロン酸の産生を促す
資生堂の研究によると、医薬部外品の有効成分として国から認可された純粋レチノール(現在は資生堂のみ成分として使用可能)はヒアルロン酸の産生を促し、シワグレードを改善することがわかっています。
続いて、ビタミンCについてです。
一般に美白成分と言われる美容成分には、以下のいずれかの働きがあります。
・シミの原因になるメラニン生成を抑える
・お肌の新陳代謝を高めてメラニン排出を促す
・メラニンをメラニン以外に分解(還元)する
ビタミンCはこのすべてのアプローチをするので、ブライトケアに役立ちます。
お肌のハリを高めるのにも有用とされており、多角的にエイジングケアができる成分と言えそうです。
レチノールやビタミンCがお肌に合わない理由は?
レチノールやビタミンCは、エイジングケアや美肌づくりに魅力的な成分ですよね。
しかし、口コミサイトなどでは「お肌に合わなかった」という声が少なくありません。
レチノールやビタミンCがお肌に合わない原因を知っておきましょう。
①刺激が強すぎる
レチノールやビタミンCが「攻めの美容成分」と言われるのは、非常に高い美容効果が期待できるからです。
しかし「攻め」には刺激が伴います。
そのため、ピリピリする、赤みが出る、かぶれるなどのトラブルが出てしまうのです。
特に、パワフルなレチノールは皮膚炎を起こしやすいと言われています。
お肌がデリケートな方は注意が必要です。また、レチノール使用時にはピリピリ感・皮むけ・赤みなどの「A反応」という症状がでる場合も。
これは、ビタミンAが不足したお肌に生じる反応で、レチノールを継続することで徐々に収まります。
しかし、お肌のもともとの状態や商品のレチノール配合量によっては、強いA反応でひどい肌荒れを起こすケースもあります。
②正しい使い方をしていない
レチノールもビタミンCもパワフルな成分だからこそ、使用方法を守らないと肌トラブルを引き起こします。
【NG1】パッチテストをしない、慣らし期間を作らない
どんな化粧品であっても、初めて使うときはパッチテストでお肌に合うか確かめるのが大切です。
パッチテストについては、以下の記事をご一読ください。
化粧品を変えるなら必ずパッチテストを!トライアルサイズを活用しましょう
レチノールはA反応を避けるために慣らし期間を設けるのがベターです。
※参考-レチノールの慣らし方-
①パッチテストで反応がでなければ、おでこや顎などの狭い範囲に少量のレチノールを塗る
②①から4日間あけたら少量を全顔に塗る(4日間隔で2週間)
③次の2週間は3日間隔、さらに次の2週間は2日間隔、1日間隔として、最終的に毎日使う
毎日使用できない商品もあるので、メーカーの使用方法に従ってください。
【NG2】高濃度からスタートする
近年、「美容成分は高濃度が良い」という風潮がありますが、レチノールやビタミンCは低濃度から初めて少しずつ高濃度に移行するのが◎。
【NG3】メーカー推奨の使用方法を守らない
効果を期待して使用する量を増やす、部分用のアイテムをお顔全体に使うなど、メーカーが推奨する使用方法を守らずに使うのはトラブルのもとです。
また、レチノールは紫外線ダメージに弱いため「夜のみ使用OK」「冷蔵保存推奨」の商品もあります。
使用前に、必ず商品説明を熟読しましょう。
レチノールやビタミンCが使えなくても美肌は目指せる!おすすめ美容成分
人気成分のレチノールとビタミンCですが、パワフルな分トラブルが起きやすい成分でもあります。
レチノールやビタミンCがお肌に合わず「じゃあ、私はきれいなお肌になれないの?」と考える方もいるのではないでしょうか。
答えは「No」です。
美肌を目指せる成分は、レチノールやビタミンCだけでありません。
なにより、化粧品の基本は「保湿」です。
お肌のうるおい不足は小じわ、弾力低下によるシワやたるみ、くすみなどさまざまなトラブルのもと。
また、乾燥でターンオーバーが乱れると、角質がたまって美容成分が浸透しにくいお肌になるので、どんなに高品質な商品を使ってもキレイになれないなんてことも。
だからこそ、スキンケアでうるおいがきちんと保たれば、ターンオーバーがスムーズになってキメが整った美しいお肌が叶います。
ここではエイジングケアに役立つ三大保湿成分を紹介します。
セラミド
「最強の保湿成分」と名高いセラミドは、エイジングケアに人気の成分の1つ。
セラミドはもともとお肌内部にある保湿成分で、うるおい保持&外的刺激に対するバリア機能の役割があります。
セラミドは加齢に伴い減少するので、毎日のスキンケアでセラミドを補うのが◎。
なお、セラミドはヒト型セラミド、天然セラミド、植物性セラミドといった種類があります。
お肌に馴染みやすく保湿力が高いのはヒト型セラミドです。
セラミドについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ご一読を。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は1gで約6リットルの水分を保持できる成分です。
高分子でお肌表面を保湿するヒアルロン酸ナトリウム、低分子で角層内部に浸透する加水分解ヒアルロン酸などがあります。
複数のヒアルロン酸が配合されていると、相乗効果が期待できますよ。
コラーゲン
コラーゲンもヒアルロン酸同様、分子量によってお肌表面または角層内のうるおいを保持します。
なお、コラーゲンはお肌の真皮にもともと存在する成分で、ハリや弾力を生み出します。
化粧品成分としてのコラーゲンは角質層(真皮の上)までしか浸透しませんので、お肌内部のコラーゲンを補うことはできません。
こんな商品がおすすめ!三大保湿成分が全部入ったオールインワン
セグロラ化粧品のフェミニンヴィーナスジェルは、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸ナトリウム、3種類のコラーゲンを配合したオールインワン化粧品です。
さらに、エモリエント効果が期待できるホホバオイルやアボカドオイル、ハイランクの植物エキスを配合しています。
水分・油分・美容成分をバランスよく補えるのが魅力です。
またオールインワンなのでお肌に触れる回数が少なく、摩擦ダメージを軽減できるのもポイント。
お肌を摩擦すると、シミやシワ、たるみなどの原因になります。
フェミニンビーナスジェルで摩擦レスなケアを心がけて、うるおいあふれる女神のような美しいお肌を目指してくださいね。
価格:14,190円(税込)
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ていねいなスキンケアで美肌を叶えよう
エイジングケア・美肌づくりは多角的な対策が大切です。
レチノールやビタミンCを取り入れても、スキンケアでお肌に摩擦を与える・紫外線対策をしない・食事の栄養バランスが悪い・睡眠不足など、悪しき習慣をしていては美肌は遠のくばかりです。
どんな化粧品を使うにしても、ていねいなスキンケアと生活習慣の見直しで美肌を目指しましょう。
以下の記事でもエイジングケアに触れていますので、参考にしてくださいね。
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