化粧水はどうやって選ぶ?肌質や性格から答えを出してみよう

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こんにちは、セグロラ化粧品の中田です。
いよいよ8月、今年も暑い夏になりそうです。
今年の夏はあまり他所へ行って遊ぶことができなさそうなので、我が家は庭キャンプと庭BBQで夏を感じる予定です。
制限がある状態でも、工夫して季節を楽しんでいきたいですね。
さて、本題に行きましょうか。
今日は化粧水のお話です。
化粧水は、お肌の水分補給には欠かせないもの。
みなさん、普段どんな風に選んでいますか?
注目の新成分?
良い香りのするもの?
コスパ重視?
どれも大切ですが、一番は「自分のお肌に合っているかどうか」。
今日は、皆さんの化粧水選びのお手伝いの一端になるお話をしていきたいと思います。
その前に、お肌の保湿と化粧水についてざっくりとしたお話をしましょう。
お肌の保湿は、私達ヒトが持っている
天然保湿因子(natural moisturizing factor=NMF)
細胞間脂質
皮脂膜
によって行われます。
皮脂は、水分という宝石を抱いたお姫様(NMF)とその侍女(細胞間脂質)を守る騎士。
ホコリ、汚れ、ウイルスといった外敵からお肌を守ってくれる頼れる存在です。
ただしこの騎士様、入浴や洗顔で流れがち。
騎士様が流されてしまっては、か弱い姫と侍女は外敵にやられてしまいます。 流されても騎士様は数時間で戻ってきますが、戻ってくるまでの間にお姫様は無防備です。
そこで出番なのが化粧水。
化粧水は、騎士様が戻ってくるまでの「とりあえず」の護衛役。
お肌が乾かないよう水分を与えたり、皮脂分泌を整えるのが役割です。
特に夏場は嫌われがちな皮脂ですが、皮脂はお肌を細菌やホコリ・汚れから守ってくれる大切な機能をし持っています。
ただ、多すぎれば多すぎたでニキビなどの原因にもなってしまうので、何事もですが量のバランスが大切です。
さて、お肌の保湿と化粧水の役割をなんとなく把握したら今日の本題に参りましょう。
つなぎの役割とはいえ、化粧水は皮脂が流された肌には必須。
どうせ使うなら、自分に合ったものを選びたいですよね。
じゃあ、自分に合う化粧水って、いったい何?
口コミを見て買ってみたけれど自分には合わなかった、使用感は良いけれどアルコールの匂いがきつくて使えなかった、想像よりベタベタしていて気持ち悪い…など、化粧水選びに失敗してしまった方は多いでしょう。
ヒトの肌は千差万別。
「似たようなタイプ」はあっても、一人として「同じお肌」はありません。
基礎化粧品選びは、星の数ほどもある化粧品の中から自分に合うものを見つけなければならないのでどうしてもトライ&エラーになりがち。
エラーを減らすためには、まず自分のお肌がどんなお肌かきちんと把握すること、自分がどんな性格か知ることが大切です。
自分の肌質と、向いている化粧水を知る
まずは、トラブルが多い肌質と、それに向いている化粧水をご紹介致します。
ご自分のお肌を確認しながら読んでみて下さい。
乾燥肌
洗顔後しばらくすると肌がつっぱる感じがしたら、乾燥肌のサイン。
水分と油分、どちらも足りていない状態です。
保湿力の高い化粧水が望ましいでしょう。
お肌のバリア機能も足りていない状態なので、保存料・防腐剤の類は刺激になる可能性があるので気をつけて。
アルコール入りのものも避けた方が無難でしょう。
脂性肌
皮脂が過剰分泌しています。
油分が多いので、炎症などのトラブルが起きがち。
水分と油分のバランスを整えてくれる化粧水を選びましょう。
また、ホルモンバランス・食生活・ストレスなど、スキンケア以外のことにも気をつける必要があります。
表は脂ぎっていても、お肌の奥は水分が足りていないインナードライ肌の方は「脂性肌」ではないので注意。
水分も油分も多いのが脂性肌。
インナードライは水分不足、そしてお肌がごわついています。
敏感肌
お肌のバリア機能が低下しており、外部刺激に弱いのが敏感肌。
添加物、植物エキス、あらゆるものが刺激になる可能性があります。
成分がなるべくお肌に負担の少ないシンプルで低刺激な化粧水を選ぶのが鉄則。
かつ、しっかり保湿してくれるものを選びましょう。
保湿力の高いセラミド入などが良いですね。
また、アミノ酸主体の化粧水は人体に近い成分でできているので、敏感肌の方にもおすすめです。
保湿成分について
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保湿成分はたくさん種類があるので、購入前に調べておくのも手です。
有名どころを3つほど挙げてみます。
セラミド
バリア機能改善作用
細胞間脂質の水分保持
コラーゲン
水分が蒸散するのを抑制する
水分保持により保湿する
グリセリン
角質層の柔軟化
水分量を増やして保湿する
ニキビ肌には向いていない場合がある
同じ保湿成分でも、成分によって機能は異なります。
目的も効果も保湿力も持続時間も様々です。
そして、植物エキスなども含めれば非常に多い数があります。
知っているからといって自分に合うものが簡単に見つかる訳ではありませんが、知識は判断材料の一つにはなります。
化粧水に限らず、知っておいて損はありません。
さてここからは、化粧水にまつわるお悩みについてです。
べたつきが苦手
保湿力の高い化粧水を買ったら、なんだかベタベタする…。
肌の上にいつまでもいる感じがして、どうにも使っていて気持ちよくない。
そんな時は、さっぱりタイプの化粧水に切り替えてみましょう。
オールインワンタイプで乳液・美容液も兼ねている化粧水や高保湿の化粧水の使用はしっとり感が高いものが多いので、あなたに向いていない傾向があります。
機能も大切ですが、化粧品は嗜好品でもあります。
使っていて気持ちの良くないものを使っては、心も肌も癒やされません。
お肌に合う、且つ使っていて気持ちのいいものを使いましょう。
さっぱりタイプで保湿された感覚がなくて不安なときは、コットンに化粧水を浸し、コットンパックにして15分程度置いて下さい。
コットンが面倒なら、ティッシュでも構いません。
保湿をしても乾燥する
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しっかり丁寧に保湿をしても乾燥が変わらない時は、化粧水以外の事柄にも見直しが必要です。
普段カフェインを摂りすぎていないか
水分をきちんと摂っているか
抗酸化作用のある野菜・タンパク質を普段から摂っているか
洗浄力の強い洗顔類を使っていないか
これらに思い当たるフシがある方は要注意です。
お仕事中ついコーヒーを飲んでしまう、なんて方は多いでしょう。
コーヒーを飲むと頭がスッキリして仕事にも再び集中できますが、カフェインの摂取はビタミンやミネラル不足を招き、行き過ぎると乾燥肌の原因になります。
どうしてもコーヒーが飲みたい時は、なるべくデカフェやノンカフェインに切り替え、カフェインを摂りすぎないようにしましょう。
乾燥が進むと、皮脂不足による湿疹ができる原因になります。
保湿力の高い化粧水の使用と同時に、体の内側からのケアも必要です。
お顔という一部分だけを見るのではなく、体全体に気を配ることがスキンケアに繋がるのです。
ニキビがある
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ニキビにお悩みの方は、
高い保湿力
炎症への有効成分が入っている
殺菌・消炎作用のあるものを選ぶ
アルコー入りの化粧水は避ける
ことを目安にしてみて下さい。
お肌の乾燥はすべての敵です。
もちろんニキビにとっても。
お肌が荒れていると何かを塗るのに抵抗を感じるかもしれませんが、保湿はしっかりしておきましょう。
サリチル酸入り化粧水
ニキビ向け化粧水には、ピーリング作用のあるサリチル酸が入ったものもあります。
こういった成分は作用が強く、炎症が起きている場所以外に使うと肌荒れする場合があります。
使用する際は炎症の気になる部分だけにしておきましょう。
サリチル酸は1~5%の濃度で角質を剥離する作用があります。
化粧品には0.2%までしか配合できないのでそこまで怯える必要はありません…が、お肌が弱い方は全顔への使用は避けておきましょう。
使用中に違和感を感じたらすぐに使用を中止して下さい。
消炎作用を持つ植物が配合された化粧水を使う
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化粧水には、大抵なんらかの植物エキスが入っています。
消炎作用を持つ植物は
カモミール
ローズマリー
ユーカリ
レモン
などが有名。
そして、これらはよく化粧品に配合されているので、見つけるのはそれほど難しくないでしょう。
時間はかかりますが、お肌が段々すこやかに近づいていくことが期待できます。
けっして手でパシパシお顔を叩いたりせず、ゆっくりじんわり、てのひら全体を使って丁寧に浸透させてあげて下さいね。
化粧水選び以外にも、気をつけることはある
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洗顔後のタオルは毎回必ずきれいなものを使う
枕カバーがわりにタオルを使い、毎日変える
葉ものや食物繊維を摂取するよう気をつける
など、基礎化粧品の使用以外にも取り組むことはたくさんあります。
お野菜が苦手なら、ビタミン錠剤を1ヶ月くらい飲み続けても良いと思います。
サプリメントはあくまで食品扱いなので、第3類医薬品として売られている錠剤を摂ると効果が早いでしょう。
大人ニキビの原因は、生活習慣の乱れやストレスによるものが多いとされいています。
上の項目でも述べましたが、ケアするときは体の内外両方からのスキンケアを心がけると結果も出やすくなります。
お顔のケアは体のケア!です!
「ニキビくらい」と軽く見ないで
ニキビや皮膚炎症に関しては「このくらいすぐ治るだろう」と軽く見ず、常に皮膚科の受診を視野に入れておきましょう。
ニキビを放置すれば炎症後色素沈着を起こす可能性もありますし、跡の残ったお顔を鏡で見るたび、ふさぎ込んだ気持ちになります。
つぶしたり、いじったりしてもいけません。
毎日やさしくケアし、2週間経っても状態が変わらなかったら皮膚科へ行きましょう。
シミが増えてきた
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シミやそばかすが気になる時は美白化粧水がおすすめです。
国が効果を認めた「美白有効成分」入りのものだと安心もできるでしょう。
メラニンの生成を防ぐ成分であるビタミンC誘導体やトラネキサム酸、シミを追い出すハイドロキノンが入ったものを探してみて下さい。
ターンオーバー促進効果のあるL-システインやビタミンC、抗酸化作用のある食物を普段から摂取するのも良いですね。
ひとくちにシミといっても、種類は様々。
大きさや状態によって区別されています。
基礎化粧品で対応できるのは
老人性色素斑
肝斑
炎症後色素沈着
の3つ。
脂漏性角化腫
そばかす
花弁状色素斑
の場合は、医療を頼りましょう。
シミが気になる方は、日焼け止めも忘れずに。
紫外線は年間を通して降り注ぐもの。
日焼け止めは、一年中塗るようにしましょう。
使っているうちに飽きる
飽き性あるあるですね。
1本使い切る前に飽きてしまって、使い半端のものがあるのに他の新しいものを買ってしまう…。
かつては私もそうでした。
飽き性さんの化粧水選びはどうすればいいのか?
答えは簡単、自分で作るのです。
化粧水は、最高にシンプルなものならドラッグストアに売っているものだけで作れます。
手作り化粧水は、工場で作った化粧水のように長持ちはしませんが成分は至ってシンプルですし、保湿成分の濃度を自分の好きにいじれるという利点もあります。
(濃ければ良い、というものではありませんが…)
安価でできるので、試してみる価値ありですよ。
用意するものも、基本的には精製水とグリセリン2種類だけです。
保存料が入っていないため早めに使い切ることが絶対条件なので、飽き性さんにぴったりです。
ただ、化粧品の製造工場のような清潔な環境は一般家庭には到底無理ですので、なるべく素早く・できるだけ清潔に作ることを心がけて下さい。
詳細は以下に。
化粧水を作ってみよう
手作り化粧水の作り方
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用意するもの
精製水
グリセリン
ml目盛のある計量カップ(あればビーカー)
化粧水を保存する容器は煮沸消毒しておいて下さい。
計量カップもよく洗っておいて下さい。
事前にテーブルをアルコールで拭いておくなど、できるだけ清潔になるよう準備しておきましょう。
作り方
精製水95mlとグリセリン5~10mlを計り、容器にいれ、すばやく封をして振り混ぜる。
以上です。
あとは冷蔵庫に保管し、毎日お風呂上がりに湯水のごとく全身にバシャバシャ使うのみです。
お好みでヒアルロン酸やエッセンシャルオイルを使い、自分だけのオリジナル化粧水を作るのもおすすめです。
ヒアルロン酸を入れる場合は粉末タイプのものを購入し、少量を容器に入れ、よく振って一晩置きます。
少しとろっとして肌なじみの良い、かつベタつかない化粧水ができあがりますよ。
次の日には粉末が溶けているので、ガンガン使って飽きる前にさっさとなくしましょう。
背中や足の裏、肘や膝にたっぷり使うのもおすすめです。
ヒアルロン酸を入れるのには、「ミクロスパーテル」という器具が便利です。
ごく微量の薬を計るための薬さじですが、一般の方でも買うことが出来ます。
200円程度なので、ひとつ持っておくと便利ですよ。
アレンジのすすめ
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エッセンシャルオイルは、肌悩みにあったものをごく少量入れて下さい。
イランイラン、サンダルウッド、パチュリのミックスや、フランキンセンスの単品使いなど、ブレンドも一点特化も好きに調節可能。
オイルを入れた場合も、使用前によく振りましょう。
使用期限は絶対に守ること
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夏場は最長3週間、冬場は1ヶ月が使用期限です。
夏も冬も絶対に冷蔵庫で保管し、期限が過ぎたものはどれだけ余っていても必ず捨てて下さい。
ここでもったいない精神を出して期限を過ぎたものを使い続けると、逆にお肌を傷めます。
余ったものは潔く捨てましょう。
使いきれなかった化粧水であまり日が経っていないものは、お風呂に入れて入浴剤にしてしまっても問題ありません。
ただ、そのお湯を洗濯に使うのはやめておきましょう。
使大容量作成も可能
ちまちま作っていられない!95mlなんかあっという間!という方は、精製水をまるごと化粧水にしてしまいましょう。
①精製水(500ml入り・新品)のキャップを外し、計量カップに注いで水洗いします。200ml程度を使い、2回洗って下さい。
②精製水で水洗いした計量カップでグリセリンを計り、蓋を外した精製水の中に入れます。
③お好みの原料やエッセンシャルオイルを入れます。
④蓋を締めて、振り混ぜます。ヒアルロン酸粉末を入れた時は一晩おき、次の日から使って下さい。
グリセリンの量は、夏場30ml~冬場50mlがおすすめです。
精製水のボトルごと化粧水にすると見た目はいまいちですが、わざわざ容器を買う必要もないし、何より楽です。
化粧水は水と保湿成分を混ぜるだけで出来ますが、こだわり始めるとなかなか面白く奥深いもの。
最初はコストを抑えるために作っていたけど今はこれが楽しみで…なんて方もけっこう見かけます。
ハーブを抽出してハーブ化粧水を作ったり、米ぬかや酒粕で化粧水を作ったり、果てはアイシャドウを作ったり…。
コスメ作りを趣味として開花させるのも、楽しいものですよ。
自分のお肌につけるものを自分で作ると、安心感もありますしね。
終わりに
ひとくちに化粧水といっても、肌質やお悩みによって必要なものは様々。
お肌は、季節や体調・ストレスによって調子が変わる繊細なものです。
自分のお肌をつぶさに見つめ、正しい水分補給をできるようにしていきましょう。
化粧水、何を使うか迷ったら
【お客様のレビュー】
1日潤うように(40代/女性)
まず驚いたのは、つけ心地の良さです。 お肌にスーッと浸透していき、もちもちと潤い、とにかく気持ちがいいのです。
翌朝さらにびっくり。 起きてみるといつもより脂っぽさがなく、ぷるぷるとしていました。 さらに良さを実感したのは、仕事後に顔をみたところメイクしたてのように崩れていなかったことです。 今までは1日に何度も化粧水を吹きかけて、それでもパリパリしていたのに。
朝晩のローションだけで私の肌は1日潤っているようになりました。
ローションパックがおすすめです(50代/女性)
夜、お風呂上りにAPローションをティッシュペーパーに染み込ませ、ローションパックをしています。
ティッシュをはがすと、お肌のキメが整い、美白、お化粧のりもよくなり、油浮きしなくなりました。とても簡単なので乾燥が気になるときなどは2日に1度はパックしています。
価格:7,700円(税込)
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※おひとり様1回限り
APローションは、さっぱりとした使い心地ながらしっかりお肌を潤す、敏感肌の方にもお使いいただける化粧水です。
どんな肌質にも馴染むので、混合肌・オイリー肌の方にもおすすめです。
赤ちゃんから大人までどなたでもお使いいただけるよう、人間が本来持っている天然保湿因子(NMF)に欠かせない必須アミノ酸や植物エキスをバランス良く配合しました。
すぐお肌に入り込むので、二度、三度重ね付けしてもさっぱり・しっとりのまま。 スキンケアはもちろん、乾燥が気になる頭皮・肘・かかと、赤ちゃんの身体の保湿にも使えます。
ジェルやAPクリームと混ぜて保湿力を高めるのもおすすめです。 乾燥にお悩みの方には、就寝前にAPローションとAPクリームを掌で混ぜてのお手入れがおすすめです。
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