「男だから大丈夫」は間違い!メンズスキンケアの基本を知ろう
お肌は、自分の健康をはかる体の大切な一部。
同時に、他人からの印象を左右するものでもあります。
お肌が汚かったりくすんでいると、だらしない・自己管理ができていないなどの悪印象を与えてしまいます。
悪印象は、ビジネスに悪影響を及ぼします。
見た目のせいで仕事がうまく行かないなんて、残念ですよね。
近年は男性向け美容アイテムが増えてきたこともあり、男性のスキンケアに対する意識は高まっています。
スキンケアは敷居が高いものでもなんでもなく、生活の一部として
流れで行えるものです。
今までお手入れをしたことがない方でも難しいことはないので、今日から始めてみませんか?
また、スキンケアはしているという方も、自分のケア方法に間違いがないか再確認してみましょう。
男性の肌にスキンケアが必要な理由
男性の肌は丈夫と思われがちかもしれないけど、実はそうでもないんです。
まず、女性と男性の肌の違いを見てみましょう。
この表のように、油分が多く水分は少なく、乾きやすいのが男性のお肌です。
男性のお肌は、意外と繊細なものなんです。
日焼け止めを塗る習慣がない方もいるので、日々のスキンケア不足が積み重なり、中高年になってから一気にシミやたるみができて老け込んでしまうなんてことも…。
同窓会で「おじさんになったね」と言われたり、鏡を見て落ち込んだりしないよう、今からスキンケアを習慣にしていきましょう!
メンズスキンケアの3本柱
「スキンケアって、化粧水だの乳液だのパックだの、やることが多くてめんどくさそう」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
スキンケアは何を使うかよりどうケアするかの方が大切です。
お肌にとって必要なのは、この3つです。
1.清潔さを保つ
2.保湿
3.紫外線対策
これさえできていればほぼ大丈夫。
ついでに生活習慣も乱れないようにするとより良いですね。
1.清潔さを保つ
必要なケア:洗顔
朝起きて夜寝るまでの間に、お肌には汚れが溜まります。
酸化した皮脂も溜まります。
汚れや古くなった脂を放置すると、お肌はどうなるでしょうか?
・毛穴が目立つ
毛穴に入った汚れが取り除かれないので、毛穴が黒く目立つように。
周囲に不潔な印象を与えます。
・ニキビができる
角質が毛穴に詰まり、皮脂が排泄されないと、皮膚が膨らんだ状態のニキビが出来ます。
毛穴が開き、皮脂が酸化して黒くなるニキビもあります。
どちらも細菌の餌になり炎症のもとになります。
・顔がテカる
皮脂が多いとお顔は脂で光ります。
余分な皮脂を取り除かないとこうなります。また、食事バランスを始めとした良くない生活習慣もテカりの原因です。
・臭くなる
額や鼻はお顔の中で最も皮脂が多い場所。
お顔を洗わないと、皮脂が酸化してにおいを発します。
洗顔は、お肌の清潔さを保つ基礎。
保湿や日焼け止めが面倒な方も、洗顔は行いましょう。
洗顔は、朝晩1回ずつ、次のように洗いましょう。
お肌を傷めない洗顔方法
①皮脂を取りすぎないようぬるま湯を使う
冷水では脂は落ちません。
しかし熱いお湯は皮脂を奪いすぎます。
なのでぬるま湯がベストです。
②30~35度のぬるま湯を顔に当て、お肌を温める
お顔を洗う前に、汚れを落としやすくするためお湯のみをお顔に当てましょう。このとき、お顔を擦らないように。
③お肌を擦らないようたっぷりの泡を使う
手でお肌を直接擦るのは、自分から老化を起こしているようなもの。
お肌と手の間で緩衝材になってもらうため、泡はたっぷり必要です。
④優しく撫でるように洗う(絶対に擦らない)
上でも言いましたが、摩擦はお肌の自殺行為。
お肌に乗っている泡だけをくるくる撫で転がして下さい。
⑤清潔なタオルで優しく抑えるように拭く
先程も言いましたが、摩擦は敵です。ガシガシ拭くのダメゼッタイ。
ぽんぽん抑えるように拭いて、使ったタオルは夜の洗顔や翌朝の洗顔には使わないこと。
面倒な人はティッシュ数枚でぽんぽん拭きして下さい。
洗顔フォームは、皮脂を取りすぎない程度の洗浄力のものがおすすめです。
テカりや乾燥が気になる方は、敏感肌向けの洗顔フォームを使ってみて下さい。
男性のスキンケアにおすすめ!自然派化粧品のスキンケアアイテム
泡あわクレンジングフォーム
使うタイミング:毎日の洗顔に
お顔全体を覆うくらい手に取り、やさしくくるくる撫でるだけでOKの洗顔フォーム。
赤ちゃんにも使える洗浄力なので使い始めは物足りないかもしれません。
ですが、皮脂を奪いすぎないことで肌本来の保湿に繋がります。
物足りないときは2回洗ってOKです。
乾燥を防ぐため、保湿成分を配合しています。
ポイントは絶対にお肌を直接擦らないこと&ぬるま湯を使うこと。
とにかく簡単!プッシュするだけでふわふわ泡に
植物系洗浄剤にスクワラン、シルク、ヨクイニンなど美肌や保湿に優れた成分を贅沢に加え、毛穴汚れやほうれい線などお顔の気になる部分をやさしく洗います。
洗い上がりはしっとりと吸い付くようなみずみずしく明るいお肌になります。
赤ちゃんの沐浴に、ベビーソープとしてもお使い頂けます。
2.保湿
必要なケア:保湿(化粧水)
保湿には、人間が持っている脂である皮脂が必要です。
皮脂は私達のお肌を潤し、汗と混ざり合いバリアのように膜を形成して守ってくれています。
保湿剤でもありディフェンダーでもあるのが皮脂です。
そう、基本的に保湿というのは皮脂が行えば良いのです。
ただ、皮脂は水で流れていきやすく、流れてしまったあとのお肌は無防備になります。
この無防備状態に必要なのが、皮脂が戻ってくるまでのつなぎ役。
その役目を担うのが化粧水です。
この辺の詳しい話はこちら「化粧水はどうやって選ぶ?肌質や性格から答えを出してみよう」をご参考に!
男性向け化粧品には、スーッとするメントール成分が含まれているものがありますが、これは刺激になることもあります。
その他、防腐剤の類も刺激になることが多いです。
合わないな、と感じたときは自分で作るのがおすすめです。
ドラッグストアで精製水とグリセリンを買い、通販でヒアルロン酸粉末を買えばお家で作れます。
ビーカーか計量カップもあると良いですね。
作り方は、少し上で紹介した記事内をご参考に。
ズボラな人でも作れる、本当に簡単な作り方ですよ。
基本的に保湿は油分の少ない化粧水のみでOKですが、物足りないと感じるときはジェルなどで保湿してあげて下さい。
ジェルはなるべく油分の少ない、みずみずしいものがおすすめです。
(お顔の皮膚には皮脂が多いので、健康な肌であれば外部からわざわざ余計な油分を足す必要はありません。油分の高い化粧品を塗っても乾燥するならそれはもう要治療の域です)
春夏は化粧水、秋冬はジェルと使い分けてもいいですね。
冬キャンプなど、外で過ごすことが多いならワセリン配合のクリームで保護するのもいいですよ。
ワセリンは安定性が高く、また皮膚に浸透しないので乾燥対策・バリア役として最適です。
APローション
使うタイミング:洗顔後、お風呂上がり、乾燥を感じたとき
人間が持っている保湿成分に欠かせないアミノ酸を8種配合した、人体に近い化粧水です。
お肌の弱い方にもお使いいただけるよう、アミノ酸+植物エキスを中心にした処方にしています。
非常にさっぱりとした使い心地で、ベタつきが苦手な方に特におすすめ。
さっぱり、なのにしっとりで、何度でも使いたくなります。
一度のケアで2~3回重ね付けするのも気持ちいいですよ。
※化粧水をつけるときはお顔を叩かず、てのひら全体で浸透させるようにつけて下さい。
すっきりさっぱり!簡単スプレータイプ
【お客様のレビュー】
気になったときにスプレーするだけなのでラクです(30代/男性)
スプレータイプなので、お風呂上りはもちろん、疲れているときなどに顔全体、頭の百会、目の周りに吹きかけます。
吹きかけるだけなので、とにかく簡単なのがいいです。
不思議と1日の疲れもとれるような気がして日課となっています。
花粉シーズンにすっきり(50代/男性)
冬場の乾燥と春先の花粉シーズンには特に重宝しています。
鼻のかみすぎと花粉の刺激により、冬から春にかけて肌がガザガサになり痒みと赤みがひどくなったときに妻から勧められ使い始めました。
スプレーするととても気持ちがよく、また香りで鼻のとおりが良くなり、すっきりします。(ユーカリが入っています:スタッフ)
いつでも気軽に使えるのがいいですね。
3.紫外線対策
必要なケア:日焼け止めを塗る
老化の原因の80%は紫外線によるものと言われています。
紫外線は、季節によって量は変わりますが、地球に降り注がない日はありません。
紫外線UVAは、強さはありませんが時間帯や季節による量の変動があまりなく、一年を通して注意すべき波長です。
真皮(※)まで届き、タンパク質の性質を変化させ、老化を促進させます。
紫外線UVBは夏に量が多く、強いけれど真皮には届きません。
しかし、表皮にダメージを与えシミや炎症の原因になります。
真っ赤に焼ける日焼けはこのUVBが原因です。
レジャー日焼け、というやつですね。
UVAは弱い力でじわじわ長期間苦しめるもの、UVBは強い力で短期間苦しめるものと、ざっくりでも良いので覚えておいて下さい。
紫外線に天気は関係ありません。
雨でも曇りでも紫外線は降り注いできます。
紫外線対策は一年を通して行いましょう。
春夏は汗により日焼け止めが流れるので、こまめに塗り直すことも忘れずに。
色づきの薄いリキッドファンデーションを塗ると、紫外線対策をしながら健康的な肌を演出することもできます。
日焼け止め+ベースメイクで、より紫外線を抑えることができます。
そうそう、お顔や体はもちろんですが、髪の毛にもUVケアはお忘れなく。
紫外線を浴びると髪のタンパク質が壊れ、コシやツヤが低下して老けた印象になってしまいます。
髪の毛には、スプレータイプで髪の毛にも使えるものが便利ですよ。
※真皮には、コラーゲン繊維を作る線維芽細胞や免疫機能に関係するマスト細胞、汗腺などがあります。
紫外線によって真皮の弾力性が失われるとシワやたるみができてしまいます。
体内で最も皮脂が多い部位・頭皮のケアも忘れずに
私達のお肌を守る皮脂腺は全身のほとんどにありますが、場所によってその量が違います。
皮脂腺は、上半身に多く集中しています。
(頭、お顔、首、脇など)
皮脂腺が多い部位のケアを怠ると、加齢臭に繋がります。
人の体の中で、皮脂が一番多いのは頭皮!
頭皮が臭い…とお悩みの男性は多いですよね。
匂いのない正常な頭皮のためには、皮脂コントロールが必要。
それには正しいシャンプーが欠かせません。
・洗ってもかゆい
・フケが出る
・匂いが気になる
といった悩みは、シャンプーのやり方を変えれば改善する可能性があります。
シャンプーを始めとする頭皮のケアは、以下のことに注意しましょう。
①洗いすぎない
かゆみや匂いが気になって、何回も頭を洗っていませんか?
頭の洗いすぎは、本来必要な分の皮脂まで奪い、皮脂過剰分泌の原因に。
増えすぎた皮脂は常在菌の餌になり、ニキビや悪臭を起こします。
②爪を立てて洗わない
爪を立てて頭皮を洗うと、頭皮に傷がつきます。
傷は炎症の原因になるので、やめましょう。
指の腹を使い、頭皮を揉むように洗うと汚れが落ちやすくなります。
揉むことで頭皮の血行も促されます。
③すすぎは念入りに
すすぎが足りないとシャンプーが頭皮に残ったままになってしまいます。
頭皮に残ったシャンプーは皮脂と反応し、においや炎症のもとに。
生え際、後頭部、首の後ろ、耳の裏までしっかりと揉みながら時間をかけてすすぎましょう。
④すぐ乾かす習慣をつける
お風呂上がり、髪をタオルでざっと乾かして自然乾燥にしていませんか?
濡れた頭皮は雑菌の温床。
腐敗したにおいの原因です。
使用済みの雑巾を頭に乗せているようなものです!
お風呂上がりはまずビール、ではなく、タオルドライ&ドライヤーにしましょう。
においのケアに関してはこちら「頭皮が臭い!原因は一つじゃない?ケアの見直しとすぐできる対処法」の記事もご参考に。
女性向けに書いたものですが、正しいシャンプーのやり方は男性も変わりません。
頭皮が硬い、肩こりがある方はこちら「頭皮はどうして硬くなるの?生活習慣のチェックと改善のためのお手軽マッサージ」をどうぞ。
リラックスシャンプー
使うタイミング:毎日のお風呂に
お肌に優しいアミノ酸系洗浄料+豊富な植物エキスが頭皮の汚れ・余分な皮脂・かゆみを穏やかに取り除きます。
一度に皮脂を奪いすぎないので、頭皮とお肌の潤いを逃しません。
使い始めは泡立ちにくいことがありますが、毎日使うごとにモコモコの泡が使いきれないくらい泡立っていきます。
髪を洗って手に余った泡は、そのままボディを洗うのにお使いいただけます。
脇や背中、首周りなど、においの気になるところを素手でマッサージしながら洗って下さい。
かゆみ・においを抑える複合植物エキス配合。
余分な皮脂を取り除き、必要な潤いは逃さない!
価格:4,180円(税込)
この記事からご購入の方に10%オフクーポンプレゼント!
クーポンコード「nLgYs4」を購入の際に入力してください。
※おひとり様1回限り
【お客様のレビュー】
クセ毛や傷んだ髪がまとまるようになりました(50代/男性)
説明にあったように、初めのうちは泡が立ちにくかったです。
しかし使っているうちに泡が立つようになり、髪にツヤが出てクセ毛がまとまってきました。
長年気にしていたクセ毛、ストレートパーマで傷んだ髪にまとまりが出てきて、これほど違いが出るものなのかと実感しました。
食事・運動・睡眠にも気をつける
漢方には、「髪の毛は血の余りでできている」という考えがあります。
髪の毛には、血液の質や量が現れるのです。
血液は、全身に栄養や水分を運びます。
全身に栄養と水分を運んで血液が枯渇したら、髪の毛に栄養は行きません。
ですから、髪の毛が生えている頭皮に届くくらいの血液の量と質が必要なのです。
では、血液の質が良くなるためには何が必要でしょうか。
食事と運動です。
カロリーだけが高く栄養価の低い食事を摂り続けていると血液はドロドロになっていき、全身を巡りません。
血液の巡りの悪さは、髪の毛の問題だけでなく、全身に悪影響を及ぼします。
運動不足も、血流が滞る原因です。
旬のものや野菜を中心にいただく食生活を意識し、軽く汗ばむくらいの運動を習慣にすれば、頭皮にも栄養が行き渡るようになります。
頭皮に血液が渡れば、髪も元気になるでしょう。
頭皮や髪の悩みは「血」を整えて改善しよう
漢方では、人の体は「気」「血」「水」でできていると言われています。
「気」は生命エネルギー。活気、元気の「気」など、生命活動の基本となるもの。
「血」は全身を巡る血液や栄養。考えることや覚えることといった精神活動の源でもあります。
「水」はリンパ液や汗、唾液など、血液以外の水分のこと。体に潤いを与える役割をしています。
このうち、髪に関わりが大きいのが「血」です。
「血」が不足すると、貧血を起こしやすくなる・髪がぱさつき老け込んだ印象になる・目がかすむなどのトラブルが発生。
「血」が滞ると、全身に栄養が巡らない・老廃物が体に溜まる・シミやくすみといった肌トラブルが起こるなどの不調が現れます。
健康な頭皮や髪のためには、足りない「血」を補い、「血」が巡るための道筋を整えてあげることが欠かせません。
人の体は、食べたもの・飲んだもので作られていきます。
外からのケアはもちろん、普段どんなものを口にしているかも重要です。
体全体のバランスを見ることが重要なので、「血」だけでなく「気」「水」も含めて気にかける必要があります。
とはいえ、お酒を飲んだり外食をしたり、はたまた運動が面倒だったりするときもあるでしょう。
毎日ストイックに体に気をつけるのは、なかなか難しいものです。
こういうときは、お茶の力を借りましょう。
漢方由来の東洋和漢植物や西洋ハーブがたくさん入ったお茶で、手軽に体をサポートしてあげるのです。
紅茶×漢方由来植物×西洋ハーブで巡りを支える「みちる」
漢方の考えを元に、女性に嬉しい食薬ハーブをブレンドしました。
*貧血気味かも?
*しみが気になる
*血流を整えたい
*更年期の不調を予防したい など、美容と健康の気になる方の日々のお供に。
養生茶は病気を治すものではありませんが、日々の体のバランスを整えるアイテムの一つとして生活に取り入れてみませんか?
みちるブレンドは、紅花、アンゼリカ入りのため妊娠中の方や、出血傾向のある方の生理中にはご遠慮いただいています。
◆ブレンド内容
竜眼肉、アンゼリカ、紅花、蓮の実、なつめ、ルイボスティー
清潔感は毎日の積み重ねで作る
健やかなお肌は、毎日のケアが肝心。
時間はかかりますしやめるタイミングなんてものもありませんが、周りの印象が良くなったり、自分に自信がついたり…スキンケアはお肌だけでなく心もきれいにしてくれます。
自分のため、まわりのため、お仕事のため、理由はなんでも構いません。
もしお肌に少しでも悩みがあるなら、今からでも洗顔・保湿・紫外線対策といった基本を実施していきましょう。
ちょっと余裕がでてきたら、体を動かす回数を増やしたり、食べるものに気をつけたりしてみるなど、ゆっくりでもいいので体の中のことも気にしてあげるとより良いですね。
ケアのやり方やお肌の悩みがあれば、私達もいつでも力になります。
お気軽にお問い合わせ下さい。
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